【阪神】岡田彰布氏が次期監督内定球団社長、決定のめどは「立っています」レギュラーシーズン終了後に発表へ - article.auone.jp

岡田彰布氏

　阪神の次期監督にＯＢで元監督の岡田彰布氏が内定したことが２７日、分かった。キャンプイン前日の１月３１日に矢野燿大監督が今季限りでの退任を表明。球団は後任の選定を慎重に進めてきた。岡田氏は２００４年から０８年まで指揮を執り、０５年にリーグ優勝。同年から４年連続のＡクラス入りに導いた実績も十分で、経験豊富な手腕にチームの未来を託すことになる。

　大阪市内で取材に応じた百北球団社長は「今シーズンが終わるまで申し上げることはない。ゲームを残しておりますし、ＣＳの進出の可能性も諦めておりません。その先の日本シリーズも踏まえて戦っております。引き続きみなさま方には本当に応援していただきたいと思っております」と話した。現時点で正式な決定事項は「ないです」と明かしたが、レギュラーシーズンの全日程を終えるまでの決定については「（めどは）立っています」と認めた。発表は最終戦となる１０月２日のヤクルト戦（甲子園）の後になる方向。「それなりのタイミングで」と説明した。

　◆岡田　彰布（おかだ・あきのぶ）１９５７年１１月２５日、大阪市生まれ。６４歳。北陽（現関大北陽）高、早大を経て７９年ドラフト１位で阪神入団。８０年に新人王を獲得し、８５年にベストナインに輝き、リーグ優勝に貢献。９４年にオリックスに移籍し、９５年限りで引退。通算１６３９試合に出場し、１５２０安打で打率２割７分７厘、２４７本塁打、８３６打点。９６年からオリックス２軍助監督兼打撃コーチ。９８年に２軍打撃コーチとして阪神に復帰し、０４年から１軍監督。０５年にリーグ優勝。０８年限りで退任。１０年から１２年までオリックス監督。

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